充分乾燥できたので、最終のサンディング〜バフ磨きです。天井の蛍光灯が真直ぐ写るように真っ平らな面になるようサンディングしますウチは手磨きなので大変骨が折れるのですが、鏡のように輝いて光沢を放ちはじめると嬉しくなります。ハゲおやじに負けないくらいピカピカにしましょう。このクリアーな光沢はポリ塗装では出ません。アッシュの厳つい木目も上手く染まり、奇麗に出ました。アー、気持ちいい。ギター作りで感じられるエクスタシーの1つですな。
さあ、パーツを取り付けていきましょう。ピックアップはフェンダーノイズレスです。コントロールキャビティーはノイズ処理をしておきましょう。ギターらしくなってきました。ブリッジユニット取付はセンターずれしないよう確認します。ここまで来て失敗してはいけませんから、慎重に確認を重ねます。
POTはCTS250KΩ、コンデンサーは#225オレンジドロップ473、スイッチはCRL3段、ジャックはSwitchCraft、これらをケスターハンダとベルデンワイヤーで仕上げます。
ちゅーわけで、完成です。写真を撮ってませんが、ペグ(復刻版クルーソン)を着けて、象牙ナットを取り付け溝を切って、ネックポケットを調整してネックを取り付けます。その後、弦を張って弦高、ピッチ調整をしてサウンドチェック。オッケーだったら一丁上がりですわ。カリッとテレキャの音が鳴りました。お客様にも御満足いただけたようです。いかがでしたでしょうか?お客様のオーダーメイドはこのように作っていきます。今回はテレキャとストラトですが、オリジナルシェイプやセミホロー、セットネックタイプ、あるいはアコースティックギターなども製作いたします。どしどし御注文下さいませ。
終わり!
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