Guitarやバンドの Q&A18

Q:若い頃はかなりきつい音楽もやってぶいぶいいわしてたんですが、35になって生ギターの音に涙し基礎からギターの練習を(でも独学)してるものです。練習用にIBANEEZの安いエレアコを買ったんですが、そろそろ弾いてて気持ちのいい自慢の1本を買おうかとおもてます。色々弾いてみてるんですが、なかなか悩んでます。出したい音っていうのが、漠然とした表現ですが「アメリカ西部の荒涼とした赤茶けた土地に静かに鳴り響くあのボトルネック使ったちょっとしゃりしゃりした(でも低音もビンビンしてる)音」なんです。いままで弾いたギターで比較的気に入ってるのはマーチンのDXMとかいうつや消し素材のやつですけど「ちょっとアメリカ西部」と違う気もするし、店員は「君のいってる音ならGIBSONのJ-40とかJ-50だよ」とかいうけど高いし・・・安くてそんな音のするギターってあるのでしょうか・・・それともあの音はテクニックの問題なのでしょうか・・・アドバイスのほどよろしくお願いします。(ぽんちゃん)

A:ない!安くてあんな音が出るギターは無い! と言うのは35才といえば私と同世代でしょ?私らは今のギタリストがエフェクターをギンギンにかけてデジタル処理をしたような音で育っているのではなく、"アメリカ西部の荒涼とした赤茶けた土地に静かに鳴り響くあのボトルネック使ったちょっとしゃりしゃりした(でも低音もビンビンしてる)音" で育っていると思うのです。だって解りますもん、貴方の言う音が私には簡単にイメージできます。ですからマーチンやギブソンを少し高いですが、買うことをお勧めします。なーに金で済むことやないですか、大したことおまへんで。


Q:たまたま見つけたJoeさんのQ&Aですが、とてもタメになるので印刷して全部読みました。じつは新しいギターを買いたいのですが、せっかく買うんだったらシングルもハムも両方の音が出る方がお買い得なんじゃないかと思っています。でも、最近シン−シン−ハムのような構成のギター、あまり見かけません。別にストラトとテレキャスとレスポールと335の音を1本のギターでカバーしようという野望があるわけではありませんが、ライブで便利だし、我が家のスペース事情にもベストマッチングです。そこで質問なのですが、Joeさんの哲学的には、シングルとハムの両方の音を目指したギターというのは「アリ」でしょうか?「なんでもできる」は「なんにもできない」と思います。もっといえば、フロントとリアの音が両立する、というのも「アリ」なんだろうか?(タバスコ・ヒー・ヒーさん)

A:アリと言えばアリやし無しと言えば無しなんやろなー、、、、私の哲学で言うと、、、哲学なんてないなーー。
まあ、ストラトの一本でも買ってきて、リアをハムに変えてみたらええんでない?なに、金で済む話ですから、大したことおまへん。結果良ければ「アリ」でしょう。バイオリンやギターはその形から、よく女性に例えられますが、シングルとハムを女性の昼と夜に例えると、昼間は貞淑な妻で、夜になると娼婦のように乱れる・・・、うむ〜なんの話やら。フロントとリアを位置的に例えて女性の胸とパンツの中に例えると、美巨乳でしかも、抜群の濡れ具合で・・・、うむ〜なんの話やら。 「ナシ」やな。
ま、下らん話はさておいて、ギターで両立しにくいものといえば、弾きやすさと音色、生産効率と鳴り、ラッカー塗装と耐久性、ハンドメイドと経済力、中年太りとストラト、ブルースと女性ファン、愛撫とフィンガーピッキング、、、と言うわけで、何事にも完全というのは無いようですから、片っ端からギターを買いましょう。なーに、金で済むことですから、大したことおまへん。


Q:はじめまして、27歳のアマチュアのギター野郎です。今日、初めてHPを拝見しました。Q&Aが肩の力が抜けた文章で読みやすく、物凄くためになりました。そこで、僕にも「塗装」について質問させて下さい。
僕は、中古で買ったフェルナンデスのストラトの塗装を、現在のホワイトからブルー系に変えてみようと思いましたが、日曜大工経験ゼロの僕には、いまいちその工程っていうか、作業の順番が分からず、塗装法についていろいろ調べているところです。昔、上岡龍太郎がテレビで「物にはすべて工程がある。ケツを拭くのも、粗ぶき・前ぶき・本ぶき・艶出し・総仕上げ、と5枚のペーパーが必要」と言ってて感銘をうけました。エレキギターの塗装には、大きく分けたらどういう順番が必要なのでしょうか。あ、それぞれの工程作業は、自分で調べます。(くろさん)

A:木材表面の木地調整、目止め、磨き、捨て塗り、シーリング、サンディング、着色、トップコート、サンディング、トップコート、サンディング、トップコート、サンディング、トップコート、・・・・・・・・延々と続く・・・
とまあ、こんな感じです。材料の種類や仕上げによって、着色をどこでやるかとか、その他もろもろが変わりますね。しかし色だけ変えるならその白の上から青を塗ったらええんちゃう?ワシはせーへんけど(笑)。この塗装の工程は人によって違いますから、そこんとこよろぴく。さて、本題のケツ拭きの工程ですが、ワシの場合はまず、ウォシュレットの水勢を最高に設定・水温はぬるめ・肛門のど真ん中に狙いを付け発射・ウンコが洗われたころを見計らって肛門の括約筋を少しずつ緩める・肛門の中に生暖かいものを感じたら、キュッと肛門を絞める・これを繰り返し寸止めの快感を楽しむ・そして思い切って肛門を全開にして、ウヒャウヒャと悦楽の時間を楽しむ、、、です。感銘が有りましたでしょうか?


Q:ギターの塗装をやり直すときに、バインテイングのマスキングの方法がわかりません。どうしたらよいでしょうか?良い方法があったら教えてください。ちなみに、ハイスタンダードの横山くんのアロハみたいな塗装がしたいです。(さうすぽ兎さん)

A:塗装用のマスキングテープを丁寧に貼りましょう。それしかおまへんなー。


Q:こんにちは、初めまして。このページ、なんかわかなんないけど感激しました(笑)それはそうと、すごい初歩的な質問で申し訳ないんですが、、今自分のギターをリフィニッシュしようかと思案中なんです。理由としては単純に色が気に入らないのと、塗装がめちゃくちゃ分厚い(気がする)のでリフィニッシュの際に薄くすることで少しは鳴りが改善されるかな、という希望的観測、この二つです。ただ、はっきり言ってフィニッシュに関する知識は全くありません。やはりラッカーフィニッシュがいいんでしょうか?フェンダーのカタログなんかを見ていると、カスタムショップ製の上位機種ぐらいしかラッカー使ってなさそうで・・・アメスタとかデラックスとかって、プラスティック塗装なんでしょうか?もしそうなら音質に関わってくるんですか?以前塗装の厚いギターは将来の鳴りが期待できないと聞いたことありまして、無性に気になりましてね・・・いや、こんな事はどうでもいいですね。要はなるべくギターにプラスになるようにリフィニッシュしたいんですが、そんな手間暇掛ける価値があるのかわからないんです。実はそのギター貰い物だし、メーカー不明だし(笑)ボディは多分ポプラかなんかでしょうか・・・でも結構悪くない感じの音なんです。結構長く弾いて愛着もあるし。って、結局何が聞きたいのかわかんない文章になってしまいましたが、要はどのようなフィニッシュでどのような音になるのか、どんな方法がベストなのか全くわからないので、教えて頂きたいのです。勿論個々のギターによりけりでしょうが、、長々と大変申し訳ございませんでした。(レオ・変ダーさん)

A:どのようなフィニッシュでどのような音になるのか?・・・うむー、ラッカーにするとそのギターの本来の音に近づくとでも言いましょうか、私が思うに良い音になると思います。しかし、そのギターの材質やピックアップや構造、用途、仕上げなどによって、必ずしもラッカーがベストだと言い切れません。ここでも何回も言っておりますが、ギターの音は塗装だけで決るもんじゃありません。ですからラッカーでリフィニッシュする値打ちが有るかどうかなんてワシには解りません。決めるのは貴方ですわ。
塗装とは木に木以外のものを乗せるわけですから、振動を間違いなくスポイルするわけです。しかしソリッドボディーのelectricギターにとっては振動の殺し具合がラッカーは程よいのだと思います。それぞれの楽器にそれぞれの塗料でしょうかねー。まあ、あだこだいってもなんですから、一回やってみたら?なーに金で済む話ですやん、大したことおまへんで。


Q:いつも楽しく読ませて頂いております。実は、20年前くらいに購入したウエスタンタイプ(?)のアコースティックギターを所有しております。このギター、何年も触らずにハードケースの中に眠らせておりましたところ、しばらくぶりに出してみたら、表面の透明な塗装(ニス?)に「くもり」が出ていました。「くもり」は、ボディやネックなど、ギターのほぼ全体にわたっております。自分の管理が悪かったせいなのでしょうが、塗装のくもりはルックス的に耐えがたいものがあります。また、当時の購入価格で10万円ほどしたものにもかかわらず、音が非常にこもっていてとてもその価格クラスの品とは思えません。昔はもう少し良い音がしていたような気もするのですが・・・。見たところ、ネックやその他の部分の状態は良好のようです。個人的な思い出のあるギターなので、多少の金額がかかっても修理に出そうかとも考えておりますが、再塗装などの手立てで音質も改善される可能性はあるでしょうか?同様の質問がすでにあったかまで、すべてチェックできておりませんが、どうぞよろしくお願いいたします。(武田洋一さん)

A:ああ、それはお気の毒です。おそらく原因は塗膜の層間剥離と思われます。下地塗膜と上塗り塗膜が剥離しているのです。材の乾燥による縮みや、塗料の縮みと下地と上塗りの伸縮率の違いで発生したのでしょう。下地塗料とトップコート塗料の種類を何も考えずに使うと、このようになる可能性が有ります。管理の問題も有るかもしれませんが、このような現象は塗料や塗装方法の問題ですね。コンクリートで言うコールドジョイントでしょうか、重ね塗りの技術的な問題も有るでしょう。
こうなったら、もう全面的なリフィニッシュしか解決方法は有りません。剥離しているポリ塗膜を全部剥がしてきちんと塗り直しです。これで一体化した硬い塗膜が出来ますので、音質的にも改善されるはずです。思いでのギターなら、このままほったらかして更に酷い状態になっていくのも心が痛みます。リフィニッシュをお勧めいたします。発注の際には、そのリペアーショップがどのような塗料を使うかを聞いて、同じことが起きないように依頼しましょう。


Q:はじめまして!!ぼくは、ギター歴1ヶ月半くらいです。それで、どうしても、コードチェンジができません。
(例) D→G   C→F   その他のバレーコードなどなど・・・・・・・です。
もう一つは、僕は、エレアコを買ったのですが、どうしても、音がアコギのように綺麗になりません。弦を変えるべきなのでしょうか?(kさん) 

A:コードチェンジは繰り返し練習をするしかありません。
エレアコはアコギとは全く別の楽器と考えてもいいくらいですね。音もエレアコの音というものが確立してきたような気がします。弦の問題では無いような気がしますわ。アコギのような音が出したかったら、アコギを使うべきです。


Q:最近、僕の使っているE.Gがビビるようになってきました。まあ、安物と言えば安物ですが、それなりに改造もしてあって気に入っています。よく観察してると、多少低音弦のほうが反っているような、いないような...。高音弦側は真っ直ぐです。ひねってる? たまに練習しないから、ひねっくれてしまったのでしょうか。また、フレットも多少指板から浮き上がっているような...。もう見ていると嫌になってくるような中途半端な状態です。フレットを元に戻すにはどうやって打ちこめ直せばいいのでしょうか。また、心配事がもう一つあります。エレアコのことです。僕のものはボディーの内部にマイクが入っていて、出力しているようです。このような場合、もしこの部分が故障でもしたらもう直せないんでしょうか。(佐藤さん)

A:フレットの打込は専門家に任せましょう。そのフレットだけの処理でOKの場合も有れば、全部変えなけりゃいけない場合もありますから。またひと言でフレットの打込と言っても、簡単じゃありません。言葉で説明出来るもんじゃありゃしませんですわ。
エレアコの方ですが、治りますよ。サウンドホールから部品を交換したらええんですわ。


Q:いつもたのしく読ませていただいております。最近,Martinのアコギが欲しくなりました。大型のDにするか,小型の0, 00, 000にするか迷っています。Joeさんは,Martinのアコギをお持ちと聞きましたが,どういうモデルですか?(IMAさん)

A:マーチンは2本持ってます。1980年製の000-28特注品と、1940年代の0-12です(違うかもしれん、自信がない)。28の方はアメリカの「Sing out magazine」という会社?雑誌社?が40周年を記念して限定40本をマーチンにオーダーしたものうちの24本目です。これを持ってきた問屋の人はハカランダだ、と言っておりますが、ありゃローズウッドですわ。でもとても良い音がするので買ってしまいました。もう1本の12はオールマホの小さなギターですが、そのボディーサイズからは想像できないくらいのヴォリュームで鳴るので思わず買ってしまいました。おかげでその頃のワタシャ貧乏で、ヘルスに行く金も有りませんでした。つまりヘルスの快感をも上回るマーチンの音色と言えばお解りでしょうかな?これらのギターは私の先生であります。良い見本であり、音の基準であり、目指すところでも有ります。


Q:今度、学校の文化祭でライブをやることになった 中学3年生です質問も当然ライブのことなんですが、とても簡単な質問です言うのも恥ずかしいぐらいなんですが、立って弾くことができません全くできないわけじゃないんですが、ソロやミュートや大きく横に(左手を)動かしたりすることができません 立って弾くコツかなんかないでしょうか?(ミートさん)

A:しごいたらええねん。
ん?そういう意味じゃない?あ!なるほど、立ち上がって弾けないわけね? はいはい了解。
ギターを上に構えたらまだましちゃう?それでも弾きにくかったら、あきらめて座って弾く人になりましょう。嫌だったら、座ってギターを弾かないこと。弾きにくくても慣れるまで頑張って練習すること!頑張れ中学生!


Q:はじめまして。ギター歴20+年、いじり歴20+年の若者です。いままで自己流ながら改造をかさねてまいりましたが、このトシにして初めてリフィニッシュにトライしております。白のポリ塗装をサンダーで剥がし、渋いマホ系木地着色(ラッカー系)、サンディングシーラー(ラッカーアクリル系)と来たところで、「げげっ」。ヒマにまかせて、ボディに貝のインレイを入れたのですが、の、のらない、シーラーが!。・・・・ってことはクリアものらないってことですよね。オベーションの高いのとか、貝の上にもクリアが乗ってますけどね。あれはポリだからでしょうか。通常はどうやってるのでしょう?(しおしおさん)

A:ん?普通にやってますよ。。。。乗らない? うーん解りません。その貝はホンマもんですか?貝模様のプラスティック板じゃない? あー、さっぱり解らんなー、もう寝るぞ。


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