Q:レスポ−ルのブリッジのオクタ−ブ調整をする時に動かす駒を交換したいのですが僕のブリッジは駒を動かすためにまわすネジをとめておくための小さいEリングのようなものが3つほどとれてなくなってしまい弦を張っている時はいいのですが、弦を張ってない時はネジがずれてしまいます。このEリングのようなものはどこかで買えるんですか?また売っていない場合で駒を交換したい時はブリッジごと交換するしかないいんですか?A:ブリッジの部品だけは売ってませんでしょうね。ブリッジごと買わなきゃならんです。でも、それは無くても大丈夫だよ。弦を外したときに駒に気をつけておいて、弦を張ってしまえばお解りの通りOKです。
Q:どうもはじめまして。最近レスポールを手にいれたのですが、弾いているとピックアップセレクターにピックがあたってしまって、気持ちよく弾けません。どうしたもんですかね〜?A:よく有ることですね。ガムテープを貼ってる人もいますね。それが汚らしくて嫌だという場合は、スイッチの位置を変えなきゃならんでしょうね。Vol,Toneの4つのノブの真ん中あたりやったら簡単に出来ますね。でも新しい穴が空きますし、操作性は悪くなるんじゃないかな?私の場合はストラトのスイッチに手が当たって、いつの間にかネックポジションで弾いていたのがハーフトーンになってたりします。これはスイッチを改造して切り替えを硬くして解決しましたが、レスポールに使われているスイッチにそういう改造は出来ませんから、仕方無いなー。穴を空けるか!
Q:はじめましてG暦5年になる中学生です。やっとの思いで初めてバンドを組んだのはいいのですがまだ何も分かりません。ライブの盛り上げ方、デモテープの作成、大量生産ETC,,,皆楽器暦は3〜5年あるので問題ないのですが、バンドになると訳が違います。いろいろ教えてください。お願いします・A:うーん、漠然とした質問やから答えようがないが、楽しんでやることが一番です。楽しくないことはやらないくらいの気持ちでやりましょう。あとは経験を積んでけいけば解ってくることばかりですから今のうちからくよくよ悩まなくてええんでない?
Q:楽しく拝見しております。ところで質問があります。10年ほど前、兄がハワイに旅行したときにフェンダーのストラト’62のreissue(中古)を買ってきてもらったのですが、(当然お金は払いました)ボディーが3ピースでした。単板、2ピースは、知っていたのですが3ピースは、聞いたことも見たこともありません。本物でしょうか?純正のケース、取説、保証書はついていました。A:62年に3ピースって無かったっけ?有ると思うよ。50年代なんかほとんどが3ピースですわ。ですから真贋を見分けるのにボディーのピースはあてになりません。ネックを外したらシリアルナンバーが見えますから、それが保証書と合っていればまず本物でしょう。ベースの話ですが、塗装を剥いだら7ピースちゅーのが有ったで(笑)、それもフェンダーUSAでサンバーストのやつ。剥がす前は軽いし、木目の奇麗な良いアルダーに見えたので何の疑いもなく剥がしたら、何とアルダーのつき板貼りでやんの。クラプトンモデルのような塗りつぶしのモノは疑ってかからなアカンけど、まさかサンバーストまでねぇ。まあ、7ピースとはいえ、良いアルダーでありましたのでサウンド的には問題ないと思いますが、2ピースの木目の奇麗なアルダーボディーだと思って購入したユーザーはショックでしょうね。ま、カタログに2ピースとは書いてないから詐欺じゃないからええねんけど。。。。。(決して脅かすわけじゃないですよ)でも国産メーカーでアッシュと記載しておきながらセンを使ったり、メイプルと言ってカツラの木を使うことより、はるかにマシですね。
Q:素朴な疑問なんですけど、「サスティナー」って何ですか?ピックアップの種類??なんか、Fernandesが出した画期的なシステムらしいんですけど、例えば他のメーカーのギターで、ピックアップだけフェルナンのサスティナーにしたら効果は得られるのでしょうか??ちなみに、私は楽器は演奏しないので、詳しいことは何も解らないのですが、良かったらお教え下さいませ。宜しくお願いします。A:フェルナンデスサスティナーは疑似ハウリング(フィードバック)を発生させるシステムです。ピックアップをそれに交換するときは回路基板も合わせて取り付けましょう。
Q:どうも初めてのもんです。この前の質問でもあったみたいなんですが、レスポールのスタンダードやらカスタムやらスタジオやらって一体何なのですか!?レスポールはレスポールでいいんじゃないんすか!?A:クラウンにもスーパーデラックスとかロイヤルサルーンとかマジェスタとかグレードが有りまっしゃろ?それとおなじじゃ。
Q:はじめまして。ギターリペアの件で、WEBをさまよっておりましたら、拝見いたしましたので、ご質問させていただきます。ネックが順ぞりしているアコースティックギターがあります。30年前の「ハーモニー」というアメリカのフォークギターです。トラスロッドを締めて見てましたが、それでは修正できないほどの順ぞり状態です。WEBでご案内があります「アイロン」で反りを修正していただいた場合、料金はおいくらになるのでしょうか?お教え下さいませ。A:アイロン矯正は8000円です。ねじれてなければよいのですが。。。。トラスロッドは無理して締めるとパシッと音がして折れますから、回らなくなったらそれ以上回さないでくださいね。
Q:こんにちわ。この間、バディ・ガイを見に行ってシビレまくった29会社員です。あのじじいは最強ですね。
ところで質問なのですが、最近新品をわざと塗装をはがしたり錆つかせたりするギターをよく見掛けます。自分はこういう系統の商品が死ぬほど好きなタイプの人間ですが、これはギターの寿命や音質に影響しないのですか?
また、通常のものと比べて価格差があまりないのも気になります。作業工賃を考えると、倍くらい値段してもいいようなものですが、職人の単価が安いか、もととなる材がランクダウンしてるかどちらかではないでしょうか?結構カッコいい汚れ具合のテレキャスターを発見したのですが悩んでいます。最後にJOEさんはああいう商品はキライですか?
あと、どちらかというとこちらのほうが切実なんですけど、スタジオでギターを鳴らしてるといきなり音がでなくなります。シールドの断線とかじゃないみたいです。そのままにして休憩して戻るとまた音がでてます。こんなことってありませんか?質問2つは邪道でしたね。怒ってしまったなら、どっちかボツにしてください。A:バディーさんは元気ですねー。爆音で弾きまくって白い歯を出してニッと笑い、またはた迷惑な爆音で弾きまくる。私もあんなジジイになりたい。さてエイジドフィニッシュですが、確かにおっしゃるように手間が掛かるのに同じ値段は変ですな。しかし、良く考えてみたら塗装の最終工程で磨かなくてええ訳やし、クラック発生処理はそんなに手間じゃないし、メタルパーツも湿らせてほったらかしにすればええ訳ですから、そんなに手間は掛からないでしょうね。私としてはそう言うのは嫌いです。弾き込んで、ホンマに出た風格なら大好きなのですが、わざとやったやつは嫌いですわ。自分で弾くために作ったモノはメイプル指板の塗装は極薄にしてますわ。ボディーもクラックが入りやすく塗ってますし、このHPの写真じゃ解りませんが、かなりええ感じですわ。わざとやったモノじゃなくて、自然にクラックが入って、弾き込んでネックが汚れてくるとなんかええ感じ。君なら解るよな!この感じ!
んで、音が出ないの?んー解らん。持ってきてもろたら解ると思うけどなー。
Q:とても迷っている私へ、ぜひアドバイスを!最近ポールコゾフに目覚め、彼の音を目指すためレスポールを選びに某楽器店へ。いろいろ弾き比べた結果、全体によく鳴る2本(仮にA・Bとします)に絞りました。ところがよく弾き比べてみると、AはBより低音の太さに優れ、BはAより中高音の伸びに優れていました。そこで質問です。たとえばライブハウスなどで大音量で鳴らす場合、どちらの特性に優れているほうがよいでしょうか。Joeさんならどちらを選びますか?A:ワシやったら中高音をとるな。これは好みで選んだらええと思います。どちらが優れているというものやないですわ。
Q:初めて投稿します。こんなに素晴らしいHPがあるとは!!! 全てのページを感心しながら読ませて頂いてます。
さて、私は31歳の(しがない、、、、?)サラリーマンですが、ギターを約20年間弾いており、ギターに対しての入れ込み度は人一倍と自負してます。
最近、この歳になり色々考えるようになり、このまま”フツーの”人生を歩むか、それとも本当にやりたい事をやるかで悩んでます。そこで、思い切って脱サラして新潟でギターのリペアショップを開業しようかなという考えが浮かんで来ています。というのも、新潟にはその手のショップが無く、楽器屋に出しても、結局は東京へ外注に出す、、、、しかも「どこを直したの?」という仕上がりで帰ってくる、、、、。それが新潟という地方の実態なのです。そこで、常々自分でもある程度のレベルのメンテが出来たらなーと思っている興味も手伝って、私がこの新潟で開業してやろう!!と、非常に安易な(?)意気込みがあります。しかし、それで”食っていく”程の知識、経験は一切無い、、、、。31歳にもなるし、一から修行して、、、と言っても、そんな人間に修行させてくれる所が果たしてあるのか? 新潟で開業しても需要があるのか?などなど、不安だらけです。
そういう場合、やはり専門学校てきな所で学ぶのがベストなのでしょうか?
そんな人間に何かアドヴァイスを頂ければ幸いです。何卒宜しくお願いします!!(エリックさん)A:うむ〜、マジですな?そんな真剣な人に私のようなおちゃらけた人間がアドヴァイスして良いのだろうか?
先日、雑誌社の人から取材を受けたのですが、質問の一つで
ライター「Joeさんの目標は?」
ワシ「うーん、取りあえずサラリーマン時代の収入に戻して、住宅ローンを完済することかなー・・・」
と答えたら爆笑してました。おそらくライターの方は音作りやJoe Forest ブランドを有名にしたりとか、そういう答えを期待してはったのでしょう。もちろんギター作りでの目標は有りますが、お金の問題は切実です。退職金が有る今のうちはええんですけど、この先を考えると背筋が凍りつくほど不安になります。。。。。。というのはウソで、ワタシャ根っからの楽天家なので、どうにかなると思ってますわ。今まで40年なんとか元気でこれたんやから、これからも何とかなるぞっと。金が無い、と落ち込んでもお金が天から降ってくる訳やないですから、テンションを高くして、はりきっていかんとね。こう考えると脱サラ向きの性格って有るかもしれないね。
とまあ私の話はさておいて、前にも同じような質問(FAQ31)が有りましたので、その内容を参照してもらった上で言いますと、技術を学ぶには人に教えてもらうのが一番です。ギターを分解してあれこれ試行錯誤したら解ってきますが、時間が掛かりすぎます。ここはお手軽に専門学校に行くなりして人から教えてもらうのが効率がよろしいです。専門学校って年齢制限無いでしょ?(しかし専門学校を出た人のHPをみたことが有りますが、間違いが多い。専門学校で学んだことが全て正しいとは限らないということを覚えておいてくださいね)技術を習得したら開業ですが、ギタリスト居るところ需要在りです。多いか少ないかの差はありますが、市場規模に応じて計算したら良いだけのことです。「入りが少なければ出るを制す」これ経営の基本です。過度の設備投資や高い家賃の店舗など、冷静な見極めをして間違いをしないように。
私自身は阪神大震災で多くの友人知人が死んだりケガしたり、財産を一瞬で失ったりするのを目の前で見て「人生いつ何時何が起きるか解らない、明日死ぬかもしれない」とリアルに思うようになり、たとえ平均寿命まで生きたとしても、身体の無理がきくのも今のうち、元気でいられるのもあと30年も無いと考えて脱サラに踏み切りました。39才の時でした。置かれている状況や家族のことや色々悩むと思いますが、後悔の無いように祈っております。
一つの道を選択することは他の可能性全てを捨てることですから。。。