まずはボディー材料のスワンプアッシュとネック材料のメイプルからラフカットします。ボディーは木目や死節などに注意して、ネックは板目か追柾で目が真直ぐ通るように木取りします。(ストラトが写ってませんが、アルダーを使いました)
ラフカットしたボディー材をルーターでシェイプします。材の底面に治具を取り付けてあります。キャビティーは先に掘り込んでおきましょう。手をかけて回しやすいですから、なんせルーターの刃は指一本くらい簡単に切断してしまいます。指が無いとギターを作るときも弾くときもあそこをいじるときも、とても不便なので大切にしましょう。
残りはネックポケットとボディー厚です。ポッケトは別の治具を使います。ボディー厚は治具を外してルーターで削ります。
ネックポケット、トレモロキャビティー、配線穴を加工したところです。
あとはコンターとかネジ穴、角R、サンディングですね。大きな傷が出来なくてよかった。ルーターでチップしたりすると半泣きやからねー
言い忘れましたが、目指す音は60年代前半フェンダードンズバです。でもテレキャは御希望でエボニー指板だからちょい変わるかな?
さて、今度はネックです。ラフカットしたネックにトラスロッドを入れてます。Cチャン入りのものを使いました。センターに真直ぐ、ずれないように、隙間のでないようにぴっちりとね。
トラスロッドはこのタイプの他、ヴィンテージタイプ、ダブルアクションタイプ等、各種あります。
指板を接着します。指板にはすでにフレット溝とRは加工してあります。
これはストラトの方ね。ストラトはローズ指板をフラット貼りです。
しまった、ペグ穴を空けるの忘れとった。テレキャは忘れませんように。