セットネックタイプ その2

topのメイプルを貼り付ける前に落書きするオーナー。その内容たるやとても公表できない猥褻きわまりないものだ。まして彼はその後、チン毛を一本入れおった。彼の破天荒な性格を考えたらうなずけるが、私の制作意欲がそがれたことは否めない。あんまり悔しいので、彼が帰った後、そっと私のちょっと粘っこいケツ毛を入れておいた。これで対等だ!

キルトメイプルを貼り付けてチン毛、ケツ毛入りのセミホローボディーが出来ました。きっとブルージーな音が鳴るでしょう。
忘れていたサイドジャックの穴も空けました。

ウッドバインディング、パーフリングの溝を作ります。

こんな感じで接着していきます。バインディングはあらかじめボディー形状に合わせて曲げておきます。パーフリングはフニャフニャですから曲げなくてもええですね。

ここの急カーブが難しかった。こんなにきついカーブは初めてやったんで、ちょいと難儀しました。3本折ってもうた。プラスティックバインディングにするんやったわ。

ああ、下手くそや。。。上手く曲がらん。

接着剤はセメダインです。これはニトロセルロースが主成分なので塗装と相性がよろしいんですわ。

明日は折れませんように・・(祈)

悪戦苦闘したが、バインディングは上手く行き、ここまで出来た。
キルトメイプルって美しいでんなー。重量も、掘り込みのおかげで重すぎることはなくなりました。
この段階では150番サンディングです。これから#240、#320、#400とサンディングしていきます。木地着色の場合は傷が有ると目立ちますので、細かいところまで攻めます。

これはピックガード代わりに貼り付けるキルトマホガニーです。直径200の正円を切りだすのがこんなに難しいとは! 手間食っちまったぜ。

オーナーさんは2,3日おきにやって来ます。自分のギターが作られていく過程を見るのも楽しいものですね。おかげでサボれないやんけ、、、、ってウソですよ。まじめに作ってますよ!

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