Q&A 73

Q:はじめまして。神戸市在住のカトウ(男)といいます。
所有しているフェンダー・ベースマン(59リィシュー)に関してなんですが、購入してから6年位経ちますが、当時弾いた時のような「パキーン!」という…(言葉にするのは難しいですが)艶がなくなった音になって来ました。
「真空管を見て、くすんだようなら交換」と言われたのですが、新しいものに交換した場合、バイアス調整をし直す必要があるのでしょうか?
今付いている6L6GC(グルーブチューブ)と同じ型番なら、他社の物でもバイアス調整などは必要ないのでしょうか?また、整流部はソリッドステートなんですが、ここを5AR4やGZ34などの真空管にした場合、音にはどのような変化がありますか?(デラックスリバーブのような音に近づくのでしょうか?)

A:パワー管を交換する時はバイアス調整が必要です。チャンプのようにパワー管が1本のものやツィードデラックスのようなバイアス回路であれば必要ないのですが、ベースマンリイシューは必要です。真空管はバラつきが非常に多いパーツですから、同じブランドであっても要調整です。ギターで言うたら、弦の太さにバラつきが有るので、張替えるたびにトレモロユニットのバネを調整してやるようなもんです。(実際には弦の太さのバラつきはほとんど無いので必要ないですが)
ダイオード整流からチューブ整流に換えると、コンプレッションが強くなるとか歪みやすくなるとか色々言われますね。私がブラウンプリンストンで試した感じではダイオード整流のほうが音がすっきりしたと感じました。差し替えるだけですから実際にやって試すことをお勧めします。しかし間違いなくデラリバの様な音にはなりません。だって回路もピーカーもキャビも何もかも違いますから。取説に使用出来る真空管の型番が書いてありますから、違うものを着けないようにしましょう。改造知識の豊富な方はええのでしょうが、知識の浅い人は無茶したらだめよ。チューブアンプは何百ボルトもの電気が流れていますから、ヘタしたらケガしまっせ。


Q:はじめまして、こんばんは。
神戸のクワッカーと申します。高校一年生の男子です。
悩みではないのですが、ちょっと相談に乗っていただきたく思い、メールさせていただきました。実は、フェンダーの真空管アンプが欲しいのです。憧れのモデルは、ブルースブラザーズ2000にも確かでてきて、また私の尊敬するアベフトシも愛用する、The Twinです。そこでフェンダーの真空管アンプにお詳しいJoeさんにこのアンプの購入について相談させていただきたいのですが、

1,自分は現在Ibanezの安いトランジスタアンプしか持っていません。いきなり真空管アンプに手を出すのは無謀でしょうか。Blues Jr.などで入門しようとも思ったのですが、自分としては、高くとも一生物が欲しいと思っておりますので、なるべく回り道はしたくないのです。

2,あまり相場など詳しくないのですが、三宮のイシバシ楽器に二台あって、一台は赤ノブで10万、もう一台は黒ノブ+ケースで14万でした。今、ドル安のようですが送料等を考えても、アメリカから個人輸入した方が安いですか?海外輸入のコツとか教えていただきたいです。

3,また、SunnからもThe Twinが出ていたようですが、音はいっしょなのでしょうか。いっしょならそっちでもいいと思うんですが。どういう位置付けで発売されていたのかもしご存知でしたらご教示願います。
お忙しいところ長文で、おもしろくもない質問で申し訳ありませんが、もしよろしければ、ご回答お願いいたします。よろしくお願いいたします。

A:高校生がThe Twin ねぇ。。。やめといた方がええよ。
理由その1: 多機能のチューブアンプではあるが純粋なヴィンテージ系のチューブサウンドとは少し違う。
その2: でかくて重いぞ。30キロはあるんやない?車を持っていないと、とてもじゃないが運べないしろものだ。真空管アンプはマスターボリュームを最低でも4くらいまで上げないと本領を発揮しない。日本の一般的な家でその音量を出したら逮捕されるぞ。家でVol1〜1.5程度で鳴らしても全然ええ音鳴らないし、その程度音量だったらチャンプの方がはるかにええ音だぜ。
その3: 高校生が10万を超える買物をするのは大人として勧めない。金の苦労は大人になってから嫌というほど経験するから、若いうちから無理に苦労することはない。
その4: 個人輸入にはクレジットカードなどが必要だ。君は持っていないだろ?英語はOK?個人輸入だと電源が120Vだから昇圧トランスが要るぞ。The Twin を鳴らす容量だとトランスだけで結構重いぞ。故障した時も保証が無いから金かかるぞ。

ということで私はBlues Jr.を勧めます。あの価格であのサウンドは奇跡と言ったら大げさですが、フェンダーの傑作アンプだと思います。これだと気軽に持ち運べますし、家でもステージでも充分使用に堪えます。そしてリセールvalueも良いです。


Q:こんにちは。赤○と申します。埼玉県在住の21歳の「ラリー・カールトンに1度でいいからなってみたい」と思っている男です。
最近のGIBSONから出ている、レスポール・JR・スペシャルを使っています。ピックアップはP100が搭載されていたのですが、P90に自分で変えました(ノイズレスピックアップってノイズと一緒にシングルの良さも消してる気がします)。ギター本体のザグリはもちろんP100用に深めに掘ってあるため、P90だと高さが合いません。今はギリギリの所まで上げていますが、これ以上上げると外れてしまいます。PUのグラツキも気になります。PUの固定ネジ、バネなどはP100についてきたものをそのまま使ってます。この状況を解決するにはどういう方法がありますか?教えてください。よろしくお願いします。

A:ねじとバネをもっと長いのに換えたらええやんけ。こんなことがなぜ解らん?


Q:初めまして、ギターアンプについて質問させて頂きます。
当方現在50wのオールチューブコンボアンプを使用していますが、自宅用に10〜15wクラスのアンプを購入計画しています。そこで例えば10wクラスのプリチューブアンプ(パワートランジスタ)が2台あったとします。片方はプリ管が1本、片は2本という場合、音質的にはどういう違いがあるのでしょうか?
またクリーンとドライブの2チャンネル構成では、クリーンチャンネルではプリ管は通らずトランジスタとなってしまうのでしょうか?
モデルによって違いがあると思いますが、例えば前者は「KUSTOM TUBE-12A」、後者は「Guyatone FLIP GA100FCN」とします。以上、宜しくお願い致します。静岡県 ○永ハ裕之(34)

A:アンプの回路は「どういう音を出すか」というコンセプトに基づいて設計されています。その設計に基づいて真空管の種類や本数、あるいはオペアンプの種類が決まるわけで、その部分を無視したこの様な検討は意味が無いどころか回答しようがないですね。
つまり最初の質問には「そんなもん設計次第でどうにでも変わるやろ」としか答えられず、次の質問には「プリ管を通すか通さないかは作る人が決めるこっちゃ」となります。

一言にチューブアンプと言っても色々あります。ブルースジュニアは初段管が2本ですが、多くのフェンダーアンプ(ツィード、ブラウン、黒パネ、銀パネ)は初段管が1本です。これらを目隠しして鳴らして、ブルースジュニアを「おおっ、さすが初段管2本は違うねぇ!」と聞き分ける奴は居らんでしょう。
またミュージックマンはプリアンプはソリッドステートでパワーアンプ部がチューブです。しかしフェイズインバーターだけチューブを使っているものもありますし、ドライブチャンネルだけ初段管に12AX7を入れてるものもあります。それぞれ微妙に音は違いますが、12AX7の有無だけという観点で判断すべきではありません。例えばストラトはアッシュとアルダーボディーものがあります。双方は確かに音は違います。この差を多くの人はボディー材の違いだけだととらえますが、実はそれだけではありません。他の部分でも違うところが多くあります。この辺の細かい違いは一般のユーザーには解らないのは当たり前ですね。でもそんなこと知らなくてええと思います。肝心なのは、どちらも立派なフェンダーストラトサウンドであり、どちらが自分にフィットするかであると思います。ギターもアンプも音楽を作るための道具ですから、細かいことを突き詰めて「ここをこうしたらこうなる」と言うような公式を求めることに没頭するより、何を使ってどういう音楽を演奏するかに没頭したほうが幸せですよ。まあ、気持ちは解るけど、私みたいに細かいところに没頭しすぎてこういう仕事に就いて、揚げ句の果てに「公式なんぞ無い」という結論にたどり着き口をアングリ開けてしまうちゅうのもいとおかしですわ。


Q:Joe様初めまして。東京在住36歳男です。
フェンダームスタング69年を使ってます。こいつはマッチングヘッドがCOOLで、音もパワーが有り、最高なんですが、ネックポケットの加工精度がいい加減なせいか、多分ネックがボディーの垂直方向に対して左に傾いているせいか、1弦側のハイポジションが弦落ちしやすいのです。デタッチャブルなので、分解して組みなおした時に反対側にトルクを掛けながら
ネックジョイントボルトを締めましたが、完全に解決はしてません(若干ましになった)また、ネック仕込み角が精密に計算されてていなかったためか、ジョイント部にシムが挟み込まれておりました。シムが有るとサスティン等悪影響が出ますよね?
そこで質問です。
それぞれリペアは可能か、可能ならどんな方法で?ギターを送る場合送料は往復で幾らでしょうか?お答えいただけますでしょうか。宜しくお願いします。先ほどのムスタング69年ですが、ネックポケットのシムを外し、ボディーとネックが面で固定されるように出来るかどうか、という質問でした。

A:ネックが真直ぐ着いてなくて弦落ちするものはよくありますね。そういう場合はネックを持ってグキッと直してやればOKです。そんなんでええんかい!とお思いでしょうが、フェンダーのディーラー向けのマニュアルにも載っている正しい直し方です。あまりにも酷かったら、ネックのねじ穴をいったん埋めて新しいネジ穴を開け直すことになります。

シムの件は以前に次のように回答してます。「その薄いプラスチック板はシムと呼ばれているネックピッチを調整するために入れてあるものです。これはギターの音色に大きく関係してきます。そのギターを作った工場の技術者が根拠をもって挿入したものですから、彼以上の技術的裏付けがある人ならいざ知らず、素人さんはいじってはいけません。元に戻して下さい」
と言うわけですから、そのままにしておきましょう。この件は非常に誤解の多い部分ですね。シムがあるとサスティーンが減少するのでしょうか?面で接触していると本当にサスティーンが増すのでしょうか?実験したのですか?単なるイメージや聞きかじりではありませんか?
ギターは1本1本それぞれ違います。それぞれに目指す音に合った、ちょうど良いネックの角度があります。その角度にするためにシムをいれて修正(調整)しているわけです。その調整を放棄して何が何でも面で固定するべしと思うのは大間違いです。大切なのはシムの有無よりネックの角度です。シムが有っても、ネック角度が設計の元に於て正しければ悪影響は全く無いです。
しかしどうしても気色悪くて我慢ならないと言うのであれば、シムを取ることは出来ますが、音が悪くなっても私のせいにしないで下さいね。
送料は宅急便会社のサイトで重さとサイズで調べることが出来ますので、御自身でお調べ下さい。


Q:こんばんは、京都に在住のユウト(男、21)です。ギターのリペアに関していろいろさまよっていたらここに行き当たりました。早速ですが、リフィニッシュについて質問させてください。
ギターはストラトを使っています。はじめてのエレキです。これはとある楽器店で、奥のほうに置いて中古ものを見つけ、安く買ったものです。値段のわりにカスタムショップやらなんやらのものらしく、音はとてもいいと感じたので、思い切って買ったものです。ただ安いのにはわけがあり、若干の傷と塗装やけがなかなかひどいということです。ネックにもなんか汚れというかなんか傷ともいえるようなものが付いてしまっています。最初は気にならなかったのですが、最近だんだんときれいにしてやりたくなってきましたが、音は極力変えないようにしたいのです。ネックとボディのリフィニッシュを音を変えずに何とかなるものでしょうか?(ちなみにいろいろ調べると塗装はシンラッカーフィニッシュらしいです。)

A:ウチにはフェンダーと全く同じ塗料はありませんから、音を全く変えずにというのは不可能です。しかし傷や汚れなんて気にすんなよ。ラッカー塗装はそう言うもんなんです。リフィニッシュしても、またすぐ傷や汚れや日焼けは出来るから、気にしてたら金がいくらあっても足りんぞ。
どうしても嫌だという場合はポリウレタンでリフィニッシュすることをお勧めします。そして傷がつかないように、演奏することは諦めてガラスケースにでも入れて眺めて楽しむことをお勧めします。


Q:こんにちは。鮎○という男です。20才サイタマ市在住で、ES−335使ってます。ちなみに質問は2回目です。前回はありがとうございました。早速ですが質問です。テイルピースをアルミに変えると音が変わる(ビンテージサウンドに近くなる)と聞いて、「変えようかなー」と先輩に相談しました。すると、「アルミだけじゃなくて他にもいろんな素材のヤツあるよ」と教えられました。
テイルピースにはどんな素材のものがあって、どういう風に音が変わるのでしょうか?私のギターはローがとっても出て、ハイも結構出ます。サスティーンはうれしいほど伸び、良く鳴くギターだと思います。このままでも十分良いギターなのですが、さらに新しい世界も聞いたみたいんです。よろしくお願いします。

A:50年代のギブソンはアルミじゃなく、実はマグネシウムらしいということを聞いたことがあります。本当かどうか解りませんが、アルミもマグネシウムも同じような金属ですから一緒と考えても良いかもしれませんね。しかしそれ以外に他があるのは知りません。真鍮製とかあるのかな?また、ダイキャスト製と言うのを誤解している人が多いですが、ダイキャストはダイ(熱で)キャスト(溶かして流し込む)製法のことで物質名のことではありません。訳したら鋳造ということですね。反対は鍛造(タンゾウ)です。
アルミに変えた人に聞きますと、音が変わった人と変わらなかった人が半分ずつでした。気分的なものもあるのかもしれませんね。音色の感じ方は人それぞれなので、数千円ですから実際に交換してみたらええと思います。


Q:初めまして。○藤と申します。早速ですが相談に乗ってください。
今年の9月にオーダーしたトム・アンダーソンのギターが手元に届いたのですが弦に触れていない状態でヴォリューム・トーンノブを回すとジャリジャリとガリが発生していました。すでに3度ほど修理依頼をしているのですが「メタルノブなのでアースがノブの方まできている。メタルノブのギターではこの症状が出る」と説明されたのですが納得できません。あり得ないことだと思うのですがいかがでしょうか?また弦高を限界まで下げたのですがハイポジションがなかなか下がりません。これもネックの反りでしょうか?
今度こそ初期不良として修理または返品をしたいのですが専門的な知識があまりないので販売元に怒鳴り込む自信がありません。joeさんのご意見を元に決めたいと思いますので助言をいただきたいです。よろしくお願いします。
横浜市 18歳の大学生です。

A:POTを回してガリがでるのならPOTを洗浄するか交換ですね。でもお話の内容から察するにアースが落ちるときのノイズのことでしょうか?もしそうなら残念ながら貴方の負けです(笑)。 その楽器屋さんの言う通りですから納得しましょう。弦を触っていない状態ということはアースされていない状態ですよね。その状態で弦に触れたら(アンプの状態にも寄りますが)パチッと音がするでしょ?弦とノブは導通してますから、ノブに触れても同じことになるんですよ。故障でも何でもないです。どうしても我慢出来んというのであればプラスティックシャフトのPOTにすれば解決されますが、弦に触っても同じノイズが出るから意味無いでしょ?というか弦に触ってパチッと鳴るのは気にならないのですか?どうも矛盾してますな。
 ウチのお客様に演歌のバックをやっている人がいますが、その人はこの様なノイズを非常に気にします。それには訳がありまして、その演歌歌手は関西では大御所らしく、曲間のMCでお涙頂戴のええ話をとつとつと語るそうなんです。お客さんがジーンときてシーンとしたタイミングで次の曲の為にヴォリュームを上げるとガリガリと雑音が出たことがあったらしくて、ステージが終わったあと楽屋でこっ酷く叱られたそうです。また同じことやったらクビになるそうです。だからその腕の良いプロギタリストはローノイズアクティブPUにソリッドステートアンプを使い、ボリュームを落とす時も上げる時も弦は触ったままにし、常にPOT洗浄を欠かさず非常に気を配っております。
もし貴方がそう言う立場なら、ギターのせいにして怒鳴り込む前に、メタルノブのアンダーソンを購入した自分自身を反省しましょう。そして弦とブリッジ以外演奏中手に触れるものはほとんどプラスティックのストラト等を使いましょう。そしてプロの彼と同じように弦から手を離さないようにしましょう。
しかしそう言う立場でないのであれば、貴方は神経質すぎます。考え方を変えないとギターを楽しめませんよ。ジミヘンがMCを終えてギターのVolをガバッとあけるとマーシャルから鳴るブーンというノイズ、ロイブキャナンがソロのためにテレキャのスイッチをリアーへ切り替えるコーンという音、クラプトンがブレイクの後でソロに入るときに踏むワウのコツッというスイッチ音、君はそういうノイズにロックを感じないか? いくぞ=!という血わき肉躍る気持ちにならないか?ならねーんだろうなー。オジサンは悲しいな。
 弦高の件は実物を見ないと解らないから、回答はできませんね。ネックが反っていないかチェックしてみて下さい。


Q:joe様、初めまして。TOTOのLukatherに憧れてギターはじめて1年半の、滋賀県・14歳・♀の、愛美と申します。いつも楽しく拝見させて頂いているのですが、いくつか質問させてくださいませ。
質問1
最近まであまりしていなかった弦高調整が、速弾きをしはじめてから凄く気になるようになりました。現在、使用できる状態のエレキが2本あります。FERNANDES FGZ−400を1年半ほど使用していて、Ibanez RG−270Bを最近購入しました。FGZの弦高は約2mmで、とても弾きやすい状態なのですがRGの弦高は4mmぐらいあり、すさまじく弾きにくいのです。ハイポジが反っていて、24フレット目だと8mmぐらいあるように感じます。ボディとネックの間に名紙を細く切ったものを入れてハイポジを上げることを薦められましたが、このような事をして大丈夫でしょうか?他に良い方法があれば、教えていただければ幸いです。。
質問2
トラスロッド調整(?)の6角レンチ(?)を刺してまわす部分(?)がナメてしまっているので、6角レンチ(?)を入れて回しても回りません。このようなものは、ネックを買いなおさなければならないのでしょうか?
質問3
最近、トーン回路の省略、ジャックやポッドの交換、コンデンサーの交換、エフェクターの製作などをチョクチョクやっているのですが配線材やハンダで、オススメ商品があったら教えてください。。あと、オールドワイヤーに交換しようと思っているのですが、具体的には内部のポッドやスイッチ等を繋ぐ線だけを交換すればいいのでしょうか?一度にたくさんの質問をしてごめんなさい。.・(ノд`.)・゜・.あつかましいかもしれませんが、どうかお願いします。未成年ですので、Hなネタは無しという方針で。。。(笑

A:質問1について、ネックは異常な状態ですから専門家に任せたほうが良いでしょう。文章から察するに貴女は無茶しそうに思えます。
質問2について、トラスロッドのナットを交換すれば良いのです。でも楽器屋さんでは手に入らないでしょうから、これも専門家にまかせたほうが良いです。
質問3について、どのような音を出したいかというコンセプトなしに、いじくることは意味がありません。まず最初に貴女が出したい音を明確にして下さい。それに基づいてパーツを選択することです。貴女の場合は順番が逆です。希望する音がないのであれば、何でも適当に使ってみて音の変化を楽しんで下さい。それについて私がアドバイスすることはありません。


Q:兵庫県に住む高校生です。こんなことを聞くのはお門違いかもしれませんが、質問に答えていただければ幸いです。ルシアーになるために、技術を身につける方法として専門学校で勉強するという方法が挙げられていましたが、日本と、たとえばアメリカではどちらがより高い技術を習得できるのでしょうか?また、学校に通っただけでFender、gibson、YAMAHA、Yairiなどのメーカーに入社することは可能なのでしょうか?

A:私はその専門学校に行ったことが無いので解りませんわ。でも比較するなら米国の方がええのとちゃうんかなー。なんせギターの本場は米国やし。
学校を出ただけでメーカーに就職できるということは無いです。ルシアーという仕事は特殊です。セールスマン等の一般的な職業であれば卒業しただけでも成れる(肩書と言う意味ね。実際は仕事しながら一人前になって行くものです)かもしれませんが、この仕事はそうはいきません。まだ高校生だから世間知らずも仕方ないでしょうが、どのような仕事も学校を出ただけで成れるほど甘くないです。まずは学校の勉強をしっかりとして(特に英語はしっかりマスターしましょう)、色々な音楽を聴いてください。そして進路を考える年齢になっても、ルシアーになりたい情熱があるのなら、金と技術と女を得るように頑張りましょう。金と技術と女についてはここを読むべし。


Q:はじめまして。ギター歴3年の高校生です。ピックの持ち方について質問させてください。僕はギターは独学でやってきたせいか弦をはじくとき(特に早いフレーズ)親指がくねくねしてしまいます。くねらないように固定するとピッキングハーモニクスができず、また5、6弦を16で弾くときにピックが引っかかりうまくピッキングできません。プロの方のピッキングを見ると親指はくねくねせず固定されています。やはり問題でしょうか?またどのような練習が効果的でしょうか?本気で悩んでます。どうぞよろしくお願いします。

A:クネクネしちゃうの?その技は他に活かせそうな気が・・・・。まだ童貞か? だったら、風俗に行け!そして、、、
閑話休題。ピッキングについて友人の凄腕ギタリストが書き下ろしたメソッドがあります。参考してみて下さい。

「高速ギタリストへの道」

ライブやセッションでギターを弾くと、「速いなぁ」とよく言われます。

で、時々、(あんたは弾けてええわ、わしにはどうせできんわい)

と思われてる…ような気がします。

でも、ホンマにそうでしょうか。

実際には弾けるのに、弾けないと思いこんでいるだけ、そんな可能性はないんでしょうか。

僕は、おおいにあると思います。

ネックになるのは、フィンガリングでしょうか、ピッキングでしょうか。

僕の場合は、ピッキングでした。実は、今のように弾けるようになったのは、ごく最近です。

前から速かったやないか、と思うかもしれませんが、以前のピッキングはかなりええかげんでした。

遅かったです。しかも、不正確でした。

ソロはいつもフィンガリングで速く見せていました。いわゆるはったりです。

ハードロックのリフも弾けないのがいくつかあって、苦労していました。

リッチーブラックモアの曲とかね。苦しみながらなんとか弾いている状態でした。

僕のピッキングをよく見ていた人がいたら、なんか最近速いな、と気がついたはずです。

ピッキングについては、高校生ぐらいから、ずっと試行錯誤してきました。

こうしたら、ああしたら、といろんなスタイルを試してきました。しかし、どうやっても、ダメ。

1〜2年前までは、やっぱり無理なんちゃうか、素質ないんやな、と思っていたのです。

それを変えたのが、Gentle notesでデュオを組んでいる上野君との出会いでした。

カシオペア(フュージョンバンド)のフレーズも平気で弾ける、ピッキングテクニック。

うらやましい、まさにギターを弾くための身体能力に恵まれた男や、俺にはできん、と思いました。

長くなるので、はしょりますが、要は、そうやないんとちゃうか、と気がついたという話です。

もちろん個人差はあるでしょう。

例えば、誰もが、アルディメオラやイングヴェイマルムスティーンになれるわけではありません。

彼らはまさに「超」高速の世界。どうすればあんな風に弾けるのか、僕にはわかりません。

どんなにがんばっても、オリンピックの100m走には出場できないように、

やはりそこには、素質というものが厳然と存在するのだろうとは思います。

しかし、少なくとも僕程度のスピードで弾けるようになるのは、そんなに難しいことではないはずです。

間違った練習を10年続けてもうまくなりませんが、正しい練習をしたら、目覚しい進歩があります。

例えば、人差し指を使って、コップをある方向に動かしたいと思ったとします。

はしっこをおしたら、まっすぐ動かないし、何回もあっちこっち押さなあきません。

でも、真ん中をきちんと押すと、いとも簡単に思った方向に動きます。

そんな感じに似ています。

それと同じことが、ここ1年ぐらいで、僕のピッキングに起こりました。

フィンガリングの練習方法は、見ればわかります。

指で押弦する動きは、人によってそんなに違わないし、違っていても、見ていたらわかると思います。

(ちなみに、フィンガリングに関して僕がやったのは、

さまざまな運指トレーニングをゆっくり繰り返すこと。それだけです。

誰でもそれで上達するはずです。ただし、たっぷりやる必要はあります)

一方、指先の極めてデリケートな動き(わずか数ミリのピックの出し入れ)を

要するピッキングは、その秘訣を写真や文章で伝えるのが難しい。

うまい人の演奏をみても、なんだかコツがよくわからない。

で、試行錯誤を繰り返し、結局無理なんやと思い込むことになります。

それでも、僕の場合は、やっているうちになんとか正しいと思われる方向が見えはじめました。

こんなフォームで弾いたら速くなる、という話ではありません。

人によって、それは違うような気がします。手が違うから。

しかし、共通するポイントはあると思います。

最近になって、要はこういうことなんとちゃうか、

と、僕がたどりついたのが、以下のポイントです。

あまり教則本等では見かけないことを書いてると思います。

ま、試しに読んでみてください。

ポイントは、3つあります。

 

1.最適のラインを探し出すこと。

ピッキングは、高速で弧を描く運動です。レーシングカーのコーナリングと似ています。

速くカーブを曲がろうと思ったら、最適のラインを探し出す必要があります。

それをしないで、やみくもにアクセルをふかしてカーブに突っ込んでも、ガードレールに激突するだけです。

コーナーへの進入から、脱出まで。

大切なのは、できるだけ減速することなく、スムーズにカーブするために、

どんなラインで走り抜けるのが最適か、を落ち着いて探し出すことです。

では、最適のラインとは何を意味するのでしょう。いささか抽象的な表現ですね。

基本的には、シンプルなラインということになります。

複雑なラインになればなるほど、スピードが落ちてぎごちなくなるのは、自明の理。

できるだけゆるやかなカーブでありながら、平行に並んだ弦の中から確実に必要な弦をヒットできる

適度な深さを持ったライン、ということになるでしょうか。やっぱり抽象的かな…(^^;

言い換えれば、単純に手首を振っているだけなのに、

必要な弦にきちんと当たる。アルペジオもできる、そんなカーブを身に着けることです。

そんなアホな、そんなことできるかい、と思うかもしれませんが、きっとできるようになります。

とにかく、シンプルに振りぬくことです。

速く弾けないフレーズがあったら、

それをゆっくりと弾き、スムーズにピックを振りぬけるラインを探してみてください。

これを何度もやっていると、あるとき、スルっと抜けるように弾けることがあります。

最適のラインを探す。これが上達するための一番目のポイントです。

最適のラインをなぞるためには…

 

2.すべての瞬間にピックをコントロールすること。

ラインを見つけたら、その通りに弧を描く必要があります。

そのためには、ピックが常に自らのコントロール下におかれている必要があります。

以前の僕もそうでしたが、速く弾こうとアセって、いいかげんに

ピックを弦に投げつけるようなピッキングになっていませんか。

車でいえば、カーブの途中で、ハンドルから手を離してしまうような状態です。

速く弾こうとすると、カーブのどこかの時点で、

思うように動かなくて、「気持ち悪い」ところ、ありませんか。

それを放っておいたら、あきません。むしろ、そこが上達の糸口になります。

その気持ち悪い部分をゆっくりなぞるように、確実にピックが動くようにしてみてください。

弦を、えいやっ、と「勢いをつけて、はじく」のではなく、

弧を描いて「等速で運動する」ピックの軌跡の途中に、たまたま弦がある、

そんな感じで弾く練習をしてみてください。等速で、というところがポイントです。

メトロノームの針のような動き、というとわかるかな。

個人練習ではうまく弾けるのに、バンドで弾くと、どうもリズムが悪い、

そんな自覚症状、ありませんか。それも、ピックをきちんとコントロールできていないからです。

すべての瞬間に、というのは大げさかもしれませんが、

そのぐらいのつもりで、いつもピックの先に神経を通わせること。

それが、2番目のポイントです。

ピックを常にコントロールするためには…

 

3.無駄な力を抜くこと。

ピッキング方法については、諸説あって、

力を入れろ、力を抜け、指先だけ力を入れろ、といろんな人がいろんなことを言っています。

どれが正しいのかはわかりませんが、以下が僕なりの仮説です。

ピッキングの習得が難しく、かつ、ノウハウを人に伝えにくいのは、

無駄な力を抜いて、必要な力を入れる、その様子が目に見えないから。

その際の具体的な筋肉の動きについては、とても文章化できません。

なんとなくこんな感じ、と本人だけが自覚できるものだと思います。

ただ、そこにいたる方法については、少し説明できます。

結論から言うと、「正しい力の入れ方がわかるまでは、力を抜くこと」です。

指先に伝わる力に、1〜5の5つの力があるとします。

僕は、指先につながるいくつもの筋があり、

その中から必要な筋を選択し、うまくバランスするような状態を思い浮かべています。

5つのうち、実は必要なのは、2と3だとします。

最初は、それがどれとどれなのかがわかりません。

なんとか速く弾こうとして、1〜5のすべてに力が入ってしまいます。

ところが、2と3以外は、2と3の力を阻害する方向で働くので、

力が相殺され、必要な力がピックに伝わらないということになっているようです。

速く弾こうとすると、かえって縛られたように弾けなくなる、

そんな感覚ありませんか?それは力の入れ方を間違っているのです。

練習では早く弾けるのに、ステージに出ると、緊張のせいか、遅くなってしまう、

そんな経験ありませんか?(これは、僕です。ハハハ)

同じ原因によるものだと思います。

車に例えれば、ハンドルをコントロールせなあかんと全身に力が入って

体がガチガチになり、うまく動かせなくなる状態に似ています。

無駄な力が入った悪い弾きグセがついている状態では、

いくら練習を繰り返しても、決して速くはなりません。

では、どうやって、2と3の力を見分けるか。

ひとつの方法としては、1〜5のすべてに力を入れた状態から、

無駄な力を選んで抜いていくことが考えられます。

しかし、そんなことが可能でしょうか。至難の業だと思います。

むしろ、できるだけ力を抜き、それでもピックをコントロールしようとしたとき、

どの力が働くかを体得すること、それが、必要な力の入れ方を見出す方法だと思っています。

それがわかってくると、力を入れても速く弾けるようになります。

ここまでくれば、あとは、緩急自在のピッキングが可能になるはずです。

力の入れ方を知るために、力を抜いてみること。

それが3番目のポイントです。

とこう書いても、まだまだわからんと思います。

以後は面談にて、ということになります。

もちろん、人によってこのアドバイスが役に立たないこともあるでしょうし、

僕も、まだまだ発展途上ですので、これですべてわかった、というつもりも無論ありません。

少しでもヒントになれば、ぐらいのつもりで書きましたので、ご理解ください。

では、また、セッションでお会いしましょう。

 

と言うわけですが、ご参考になったでしょうか?これを執筆されたiriさんはGentle NotesGASで活躍されているギタリストです。セッション仲間でもありまして、このピッキングについての話をしたのは、セッションを終えて一献傾けながら「ギタリストクワガタ論」を論じていたときでした。え、クワガタ論て何かてか?
 かいつまんで説明しますと、クワガタ愛好家にとっての良いクワガタとは形や品種でもなく大きいクワガタだそうです。このシンプルな価値基準は、その場にいたオッサンギタリスト(40才以上)にとっても当てはまるところがあります。我々の世代はリッチーブラックモア、アルビンリーやクリームのcrossroadのGソロに憧れた世代でもありまして、「速く弾けるやつがエライ」という今の若者から見たら奇妙な価値観を持ってます。もっともその後に淫具ウェ丸虫チンコやまるでダメオラなどもっと早いやつも出てきましたが、初心者の頃に受けた衝撃にはかないません。
 と言うわけで、なんとか速く弾けないものかと、私を始めとする下手っぴぃなギタリストが飲みながらウダウダ話していたところにiriさんも居られて、皆から矢のような質問が飛んだのです。「iriさんは何であんなに速く弾けるの?」に答えて頂いた回答が上記のメソッドです。ネット上や雑誌、書物には色々な奏法解説がありますが、このメソッドほどピッキングとその練習方法に特化して解説した文書はありません。スケールがどうだこうだ、コード理論があーだこうだ、チョーキングとビヴラートがどうこうと一般的にギターを弾くには左手がポイントみたいに言われてますが、それだけでは片手落ちです。右手左手の両方共同じくらい大切です。
 速く弾くことが全てではありませんが、速く正確に弾くことが出来れば、どんな速さでもリズムに乗って弾くことができると思います。さあ、右手をじっくり見つめて練習しましょう!


2005/03/10

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